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  • 執筆者の写真しずか 平岡

視察報告⑦株式会社小国町おこしエネルギー地熱発電所(熊本県)

今回は、会派視察3日目に訪問した「株式会社小国町おこしエネルギー地熱発電所」についてご報告します。


代表取締役 沼田昭二氏によるご案内

〇発電所概要(想定年間発電量約8000世帯相当)

所在地 :熊本県阿蘇郡小国町北里地内(標高990m)

運転開始:2024年3月1日

面積  :3000㎡(生産・分離/発電基地)


💻事業紹介 



〇代表取締役沼田昭二氏

1954年 兵庫県加古郡生まれ

1981年 食品スーパー創業(株式会社神戸物産)

2000年 業務スーパーフランチャイズ1号店を開業

2016年 約120億円の私財を投じて会社設立

→日本の将来の食料自給率UP!純国産再生可能エネルギーでエネルギー自給率UP!地域社会の発展のため新たな事業展開へ

2022年 全国の業務スーパー店舗数1000店舗達成



〇再生エネルギーの割合21.7%(2023年11月経産省発表)

太陽光9.2%、水力7.6%、バイオマス3.7%、風力0.9%、地熱0.3%

→日本は、世界第3位の地熱発電資源量2347万kW(原発23基分)をもつ。

日本の地下資源量の10%が開発されると世界第2位の地熱発電容量になる。


〇地熱発電のメリット

・天候に左右されない

・二酸化炭素も出ない

・24時間365日安定の唯一無二の電源

・再エネ先進国のドイツでは、掘削8本までは40%の一括補助金を行い、国をあげての開発促進に力を入れている。しかし、日本は、開発ごとに申請を行う必要があり、申請書類の作成や審査待ちに時間がかかる。


〇日本で地熱開発が進まない理由

・既存発電所のほとんどが運転開始まで15年以上かかる

・莫大な費用がかかる

→掘削機の自社開発を行い、掘削費用は5分の1、通常の工期より大幅に短い5年あまりで完成


〇掘削技術専門学校(北海道白糠郡)

2022年、「社会に役立つ再生可能エネルギーの技術者」を育成するために開校


〇地域活性に繋がる地熱発電開発

・九州電力に売電

・発電の過程で発生する温水を生かしてエビの養殖を行う


〇宮城県の現状

💻みやぎエコタウンガイドブック(令和5年3月発行)


・1975年大崎市鳴子温泉にある「Jパワーの鬼首地熱発電所」運転開始。施設の老朽化のため停止し、更新工事が進められていた。昨年6年振りに運転を再開した。


・大崎市の中山平温泉地区で計画されている地熱発電開発事業。今年2月、鳴子温泉郷観光協会は、大深度掘削の影響は計り知れず、多大なダメージを受ける懸念があることから、慎重な審議を求めた。

💻中山平温泉地区で計画されている地熱発電開発事業に関する要望書(大崎市)


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