【お知らせ】第397県議会(令和7年9月定例会)
- しずか 平岡
- 9月16日
- 読了時間: 7分
9月3日に第397回県議会が開会しました。3つの各会派による代表質問から始まり、現在は一般質問が行われています。この度、登壇の機会をいただきましたのでお知らせします。議会の様子については、今月中にご報告します。よろしくお願いいたします。
〇第397回宮城県議会知事説明要旨(開会日)
提出議案(令和7年度一般会計補正予算案含む)を
審議するにあたり、最近の県政の動きと議案の概要説明
〇県議会議員の役割(宮城県議会基本条例第3条2)
市町村を包括する広域の自治体の議決機関として、広く県政全般の課題を把握し、多様な県民の意思の調整を図り、県政に適切に反映させること。
〇一般質問とは
議員が知事や執行部(各部長)に対して、県の施策について説明を求めること(30分間)
日時:2025年9月17日(水)14:00頃~
場所:宮城県議会庁舎(仙台市青葉区本町3丁目8番1号)
受付:議会庁舎1階
中継:インターネット中継(録画映像あり)
テーマ:人権
今年、戦後80年を迎えた。第二次世界大戦においては、特定の人種の迫害、大量虐殺など人権侵害が行われた。このような経緯から、昭和23年(1948年)に「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として「世界人権宣言」が採択された。世界の普遍的な価値として「人権」が公式に認められ、戦後の歩みを始めた。しかし、歴史に逆行する動きも見られる。先人たちのたゆまぬ努力によって守られてきた人権尊重の精神を次世代に継承するためにも、今回の議会では「人権」にまつわるテーマを取り上げる。
内容:
大綱一「民主主義と選挙について」
1. 第27回参議院議員通常選挙総括
2. 民主主義のリテラシー
3. 主権者教育の現状と課題
大綱二「宮城県の精神医療保健の方向性について」
1. 宮城県立精神医療センター
2. 精神障害にも対応した地域包括ケアシステム
3. 心のサポーター養成研修
大綱三「こどもの人権と教育について」
1. 宮城県の教育分野における子どもの権利保障
2.(仮称)第4期県立高校将来構想答申骨子(案)
3. みやぎの志教育の推進
4. スクール・ミッションと学校配置
5. 学力概念の変遷と全国学力調査の意義
6. 高校の魅力化推進と南三陸町
調査先:
大綱一「民主主義と選挙について」
〇吉野作造記念館
2025年度前期企画展「大崎からみる普選元年~普通選挙法成立100周年記念」
大綱二「宮城県の精神医療保健の方向性について」
1. 宮城県立精神医療センター
〇宮城県立精神医療センター(令和5年12月4日)
ブログ「宮城県立精神医療センターについて」(令和6年6月18日公開)
〇岡山県精神科医療センター(令和7年5月8日)
面会:山田了士理事長、来住由樹院長、村田幸一副院長/事務部長、山田晶子副院長/看護部長、松本安治常務理事(事務局長)、

〇宮城県精神保健福祉審議会(傍聴日:令和6年11月13日 / 12月17日)
大綱三「こどもの人権と教育について」
〇ヒアリング調査「みやぎの志教育」(令和6年1月22日)
宮城県教育庁義務教育課

〇ヒアリング調査「(仮称)第4期県立高校将来構想答申骨子(案)」(令和7年9月1日)
高校教育庁教育企画室
高校教育創造室
〇「第 24 回都道府県議会議員研究交流大会」における基調講演
講師:
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム会長・理事 水谷智之氏
演題:
「地域創成から 10 年 若者に選ばれ続ける地域づくり~高校再生を起点に若者還流を~」
〇ヒアリング調査「全国募集」
・宮城県高校教育課教育指導第二班
・島根県教育庁教育連携推進室(令和7年4月22日)
面会:課長、指導主事(企画幹)
・一般社団法人地域・教育魅力化プラットフォーム(令和7年6月5日)
意見交換「高校無償化を契機とした教育格差の是正と多様で質の高い教育に向けて」

・南三陸町役場(令和7年7月28日)
面会: 佐藤仁町長、企画課(3名)
南三陸町役場企画課企画情報係(令和7年7月28日)
・株式会社エー・アール・シー(令和7年7月30日)
*南三陸高校を含む、県内の教育事業のサポートを行っている
面会:代表取締役、取締役経営企画本部本部長
〇視察「全国募集」
・地域・教育魅力化プラットフォーム(令和7年4月22日)
面会:
岩本悠氏(代表理事)
高橋洋平氏(地域みらい留学事業本部/事業本部新規参画推進事業都/道府県統括責任者)
森泰紀氏(しまね事業)
・島根県立横田高等学校(令和7年4月23日)
面会:安食英典校長、寺井美紀教頭、石田弘美主幹教諭、高校魅力化コーディネーター
・島根県立三刀屋高等学校(令和7年4月23日)
面会:岡秀樹校長、森山智子教頭、米田大祐主幹教諭
多賀法華雲南市議会議員、雲南市教育委員会キャリア教育政務課(2名)
・オンラインイベント「教育からつくるこのまちの未来−高校の全国募集が拓く地方創生の可能性−人口減少時代の挑戦〜この町に、未来をつくる若者を集めるために〜」(令和7年4月30日)
主催:
一般社団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
登壇者:
南三陸町企画課企画情報係
・地域みらい留学高校進学フェス in 東京(令和7年6月22日)
・宮城県南三陸高等学校(令和7年6月23日)
面会:鹿野憲明校長、皀裕一副参事兼事務室長、吉田勇喜教頭、千葉健太郎主幹教諭、全国募集担当教諭(2名)、魅力化コーディネーター(1名)
南三陸町企画課(3名)、高校生(2名)

〇「令和7年度みやぎ専門高校魅力発表会」(令和7年7月22日)
参考資料:
・粕谷友介他(2003)『憲法』青林書院
・新藤宗幸(2013)『教育委員会―何が問題か―』岩波新書
・樋田大二郎・樋田有一郎『人口減少社会と高校魅力化プロジェクトー地域人材育成の教育社会学―』株式会社明石書店
・松岡亮二(2019)『教育格差―階層・地域・学歴―』株式会社筑摩書房
・加藤伸輔他(2019)『ピアスタッフとして働くヒント』株式会社星和書店
・村上祐介・橋野晶寛(2020)『教育政策・行政の考え方』株式会社有斐閣
・坂田仰他(2021)『新訂第4版図解・表解 教育法規』(株)教育開発研究所
・吉益敏文他(2021)『検証・全国学力調査―悉皆式を止め、抽出式で3年に一度でー』株式会社学文社
・汐見稔幸(2021)『教えから学びへー教育にとって一番大切なことー』株式会社河出書房新社
・伊藤卓巳(2022)『自治体の教育委員会職員になったら読む本』学陽書房
・工藤勇一・苫野一徳(2022)『子どもたちに民主主義を教えようー対立から合意を導く力を育むー』英治出版株式会社
・山本昌知・想田和弘(2022)『人薬―精神科医と映画監督の対話―』株式会社藤原書店
・風間直樹他(2022)『ルポ・収容所列島』東洋経済新報社
・高岡健他(2023)『精神医療改革辞典』批評社
・荒井文昭他(2023)『世界に学ぶ主権者教育の最前線―生徒参加が拓く民主主義の学びー』学事出版株式会社
・鈴木大祐(2024)『崩壊する日本の公教育』株式会社集英社
・上條大志(2024)『教室の罠をとりのぞけ!どの子もつまずかせないユニバーサルデザイン』明治図書出版株式会社
・伊藤武他(2025)『民主主義の比較政治学』株式会社理想社
・物江潤(2025)『SNS選挙という罠―自分の頭で考え直すためにー』株式会社平凡社
・内堀繁利(2023)「『高校の魅力化』とは何なのか」『月刊高校教育』2023年4月号、p.p.26-p.p.29、学事出版
・宮野準也(2023)「元祖『魅力化』のこれまでとこれから」『月刊高校教育』2023年4月号、p.p.38-p.p.41、学事出版
・松田昌幸(2023)「これからの高校教育の在り方―中教審・高等学校教育の在り方WGの審議状況―」『月刊高校教育』2023年6月号、p.p.22-p.p.25、学事出版
・岡本尚也(2023)「これからの高校教育の在り方と必要な論点」『月刊高校教育』2023年6月号、p.p.34-37学事出版
・田村学監修「総合探究が高校の魅力化を高める」『月刊高校教育』2023年6月号、p.p.82-p.p.85、学事出版
・山本宏樹「第28回20240年、教育の旅―どうなる次期学習指導要領:子どもの権利編―」『月刊高校教育』2023年7月号、p.p.16-p.p.19、学事出版
・田村知子「根源的な問いを含んだ『審議まとめ』―これからの高校教育の在り方をめぐってー」『月刊高校教育』2023年7月号、p.p.22-p.p.25、学事出版
・赤沢早人「高校の学習指導をどう充実させていくか」『月刊高校教育』2023年7月号、p.p.30-p.p.33、学事出版
・月刊高校教育編集部「高校WG『審議まとめ』について」『月刊高校教育』2023年7月号、p.p.38-p.p.41、学事出版
・津久井進(2025)「兵庫県民の選択―ウエブポピュリズムの台頭―」『地平』第7巻、p.p.31-p.p.40、株式会社地平社
・内田聖子(2025)「偽情報・ディープフェイクーもう一つの大統領選―」『地平』第7巻、p.p.44-p.p.60、株式会社地平社




