新年早々、日本中を悲しみの渦に巻き込むようなできごとが立て続けに発生しました。想像を絶するような被害状況に言葉を失いました。ここ数日は、東日本大震災の記憶の世界と現実を行き来しています。
2011年、東日本大震災被災直後より、国内外の知人からお見舞いのメッセージが届いたり、県外からの食料や給水(旧富谷町は約3週間の断水)の支援を受けたりする度に、つながりの中で勇気づけられていました。現在、「つながり」をさらに強めているのがSNSの存在です。2011年当時、X(旧Twitter)の利用者は約1757万人でしたが、現在は、国民の3人に1人にあたる約4500万人が利用しています。リアルタイムで情報収集ができる便利なツールではありますが、誤った情報や誤解を招く情報も確認されています。中には意図的に偽情報を拡散し、不安を煽るような内容も散見されます。私たちの中にある人間としての弱さを自覚した上で、被災された方々のことを最優先に考えた言動を心がけたいものです。
さて、年頭にあたり所感を述べさせていただきます。私の志は「すべてのいのちの幸せを願う社会の実現と若者の育成」です。2011年の東日本大震災、2020年以降のパンデミック(新型コロナウイルス)を経験し、私たちは「いのち」の尊さや儚さを痛感しました。一部の人の利益のために政治が行われることで、大切ないのちが蔑ろにされることのないように議会で訴えてまいります。宮城県のホームページにある「議会の概要」には次のように掲載されています。
私たちの県を明るく住みよい社会にしていくためには、県民一人一人が県政に強い関心を持ち、住民の意思が直接反映されたきめ細かな行政が行われるようにすることが必要です。
「住民の意思」とは何でしょうか。皆さんは、現在の宮城県政に住民の意思が反映されていると思いますか。私は富谷・黒川選挙区より代表者として選出していただきましたが、県内のどこにいても、誰もが安心して暮らせる宮城県を実現できるように、県全域のことを考えて行動してまいります。皆さんの大切なお声をお聞かせください。一人でも多くの方にお会いしたいです。政治家として成長できるように一層努力してまいります。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
