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  • 執筆者の写真しずか 平岡

仙台北部道路と県道大衡仙台線

【1】仙台北部道路(総事業費約70億円)

仙台北部道路とは、三陸沿岸道路と東北自動車道を結ぶ、総延⾧13.5kmの自動車専用道路です。2013年に富谷JCT~富谷IC間の開通により、仙台北部道路が全線開通となりました。2024年3月、国土交通省より富谷JCTの改築事業について事業認可が下りました。JCTのフル化により、国道4号と東北道が利用しやすくなり、渋滞の緩和が期待されます。


令和6年度仙台北部道路建設促進期成同盟会

(富谷市・利府町・大和町・大郷町・大衡村)

令和6年度事業計画(自:令和6年4月1日~至:令和7年3月31日)

1.国、県等関係機関に対する要望

「事業許可を受けた富谷JCTのジャンクションフル化の整備促進」及び「4号線化の事業許可を受けた、利府しらかし台ICから富谷JCT間の4号線化の整備促進」等に関する要望活動。

2.建設促進のための関係団体との連絡調整


仙台北部道路に関する意見交換会(7月9日富谷市役所にて)

〇仙台北部道路に関して

・仙台北部道路は仙台北部中核工業団地群(国内外企業約60社)と仙台塩釜港を結ぶ重要な幹線道路である。企業立地や雇用拡大、交流人口拡大などによる地域経済の振興に大きな役割を果たしている。

・富谷IC付近の高屋敷工業団地では、大規模会員制倉庫店やファインセラミックス製品の工場等が立地し、隣接する高屋敷西地区においても、新たな工業団地の造成が進んでおり、今後さらに企業立地が予定

・近隣の大和リサーチパークには、高度電子関連企業等が集積しており、更なる円滑な物流環境を確保する必要


〇「仙台都市圏高速環状ネットワーク」(ぐるっ都・仙台)


国土交通省東北地方整備局仙台河川国土事務所より

・完成後、トラック流通量が2.7倍に

・初開通1975年から2022年までの48年間の経済波及効果は約16.4兆円

・仙台都市圏を囲む全周60kmの環状自動車専用道路


〇電線共同溝(富谷仏所 ~ ひより台)

・道路の地下空間を活用して電力線、通信線等をまとめて収容する無電柱化の手法

・防災性の向上、通行空間の快適性向上及び良好な景観創出



【2】県道大衡仙台線建設促進協力会要望活動

大衡村への半導体工場の建設・企業進出により、雇用の創出や経済効果など、地域経済の好循環が期待されています。6月10日に大衡村、大和町、富谷市の首長・議長と共に、宮城県知事と宮城県仙台土木事務所を訪れ、要望活動を行いました。


・令和8年度開通予定区間2.0km

・トヨタ自動車東日本(株)宮城大衡工場では、県内サプライヤー企業の約8割が大衡村以北に立地。自動車部品の輸送には東北道を利用しているが、通行止め時には国道4号を利用しており、所用時間は通常時の約1.5倍。

・冬季交通障害の緩和も期待される

・令和9年には「第二仙台北部中核工業団地」に世界有数の半導体企業による新工場が稼働予定であり、今後更に国道4号の重要性が増す。同団地群への企業立地の推進に向けた、大衡村松の平三丁目地区の再造成工事も令和7年度分譲開始に向け計画どおり進めている。

・本路線沿線の「大和リサーチパーク」においても、半導体製造メーカーの新たな開発等の建設工事が令和7年度完成に向け進められている。

・富谷市高屋敷西地区で約36haの工業団地整備が完了し、半導体基板製造工場の建設工事が着手されている。

・大和町吉岡西部地区において本路線の一体整備を含めた工業流通団地の造成工事が進められている。

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