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  • 執筆者の写真しずか 平岡

【ご報告③】第391回県議会令和6年2月定例会一般質問

更新日:3月17日

一般質問に対する答弁を受けて、再質問を行いました。一般質問では再質問を含めて30分以内に行う必要があります。残された11分31秒の間に再質問を行い、さらに回答を得ました。今回のご報告では、皆様にご理解を深めていただくために、必要に応じて補足資料を共有いたします。

なお、移転候補地周辺住民から寄せられているご質問については、住民説明会(住民対話集会)にて回答をいただけるように、県に対して働きかけます。

 


冒頭(平岡)

本来であれば、県と仙台市の協議が終わった段階で、富谷市への誘致について話題にするべきであるとは思う。しかし、知事は年度内の合意を目指している。今回の議会で話題にしないと、再び住民に対して上から押しつけてしまうため、今回、住民の声を聞いていただきながら質問を行う機会とさせていただく。

 

質問

移転することで県内の利用者全体の利益につながるのかを、客観的に分析をしていただきたい。日本経営(病院経営のコンサルティング)の資料の免責事項には、「本資料は入手資料および情報に基づいて作成したものであり、その内容の正確性を保証するものではありません。(以下省略)」とある。県として独自にもっている情報をもとに、二重の検証をされたのか。

 

回答(保健福祉部長)

県の目線からも再チェックをかけた上で、県としての考え方を取りまとめて政策判断をしている。

 

質問

(答弁によると)令和4年5月の段階で、富谷市から明石台地区への誘致に名乗りがあったというが、県全体の病院の再配置をバランスよく行うことが再編のスタートであった。県として配置場所を考えていたのか。また、自治体側が誘致を名乗りでる機会は公平にあったのか。

 

回答(保健福祉部長)

直接ご提案をいただいたのは富谷市と名取市。県でも提案いただいた土地も含め、他の町村の土地を調べて比較検証の上で、現在のところが適地であると考えている。

 

質問

自治体側が誘致を名乗りでる機会は公平にあったのか。

 

回答(知事)

県が構想を発表後、2ヶ所から手が挙がった。他の自治体からも手が挙がらず、土地の分析をし、富谷が一番やる気があって、いろいろな条件も協力するということもあり進めた。しかし、まだ決まったわけではない。

 

【補足資料:富谷市は令和2年9月に、3病院の統合・移転の誘致を名乗り出ている】

 

質問

(配布資料の地図提示)移転候補地は、明石台の東の盛土造成地である。2019年6月に東向陽台公民館にて、住民に対して、ため池の大規模工事を行い、宅地として利用するという説明があった。ため池の上には駐車場にして、ずらして病院を建てるとのことだが、安全性はどうか。

【提示資料:移転候補地「富谷市明石台地区造成地」】(転載・転用を禁じる)


回答(保健福祉部長)

富谷市当局より土地区画整理事業の施行の内容についてはしっかり造成したとの確認ができている。建物の配置等については十分配慮できる広さを有しているので、懸念している点はクリアしていると認識。

 

質問

安全性については、よく聞かれることがあり、何度か県職員や富谷市に確認を行った。「大丈夫」という言葉は聞くが、十分に確認を行っていただきたいと思う。地元紙によると、県内にある造成地987か所のうち、詳細に調査した土地が少ないという記事を読んだ。県のホームページには、富谷市は「経過観察」と書いてある。富谷市のホームページで「大規模造成地の現地調査」の資料を確認したところ、「目視で現状を調査」とあった。今後、命の拠点となる場所としての安全性が非常に心配である。そのあたりのやり取りがあったのかを伺いたい。


【補足資料:宮城21市町の盛り土造成地、詳細調査完了5カ所だけ 市民「危険度知りたい」(『河北新報』2023年3月26日付)】

 

【補足資料:盛り土崩れ家屋被害、能登地震 複数の住宅地、耐震化急務(『河北新報』2024年2月22日付)】


回答(土木部長)

盛土関係の大部分については、市町村と連携しながら、その地盤の状況や今の状況を踏まえた上で、危険な部分については、いわゆる指導で是正する。ある程度安全性が確保されている部分については、経過観察をし、変状が生じれば、その時点で指導が入る。


(※議会終了前に改めて発言の申出あり)

病院の盛土総点検において問題のあった箇所にはなっていない。団地の一部のり面から湧き水が一部見られたということで、経過観察となった。市ではその後、現地踏査等による調査の結果、課題となった湧水は既に停止されていて、対策する必要はないと判断したと伺っている。その後地震の発生時にも確認しているので、病院予定地としては問題ないと認識。

 

質問

新病院は災害拠点病院となるため、心配を感じた。念入りに安全性の確認をお願いしたい。

富谷市議会の傍聴を行うこともしたが、アクセス等最大限の協力をするというが、「等」とは何か。税金が上がるのではないかと市民が心配している。

 

回答(保健福祉部長)

病院の病床の規模等様々な細かいかたちが見えてきた上で、様々な検討を進めるという経過を辿るが、周辺住環境への影響も含め、アクセス状況も検証していくことになる。富谷市との連携は不可欠になり、現時点では具体的な形を表に出せる段階ではない。病院へのアクセスについては、泉中央からのシャトルバス等様々な検討が進んでいる。今後いろいろな形で出てきた問題について、的確に、県と市が協力して取り組んでいく。

 

【補足資料:第7回宮城県精神保健福祉審議会「公共交通機関の状況」(令和5年10月31日)】

 

質問

名取市に設置するサテライト(分院)の規模や通院される患者さんの居住地等伺いたい。

 

回答(知事)

本来は全て富谷の方という考え方をしているが、患者さんの中にはどうしても行けないという方や家族のこともあり、別の場所に移るのは難しいという方もおられる。病院の方で患者さんと話をして決めていくことになっているので、精神医療センターの方と調整打ち合わせを行っているところ。患者さんの意向だけで決めるのではなく、患者さんの状況、状態がわかっているドクターの判断になると思う。

 

質問

住民説明会(住民対話集会)は、基本合意を待たずにお願いしたい。

 

回答(知事)

はい。対話集会とか住民説明会のようなものを、富谷で行うことは可能。今回、日赤さんが基本合意になってから、一緒になって住民説明会ができるようになった。基本合意は法的拘束力をもち、やりますという意思表示。やりますという意思表示がないと、住民説明会あるいは対話集会にも病院の関係者は出てこられない。まずは宮城県の大きな構想、経緯、現状までで、今までの住民説明会と同じような内容をすることになる。労災病院の関係者も一緒にというのは難しいことをご理解ください。

 

質問

ぜひ早めにお願いします。よく知事は県民の幸せのためにとおっしゃるのですけれども、知事は誰をイメージして、どのように幸せにしたいのかを最後にお伺いしたい。

 

回答(知事)

いつも何かやるときには、賛成の人と反対の人とたくさん出てくるわけだが、私はやはり圧倒的多くの大多数の県民をイメージするようにしている。私の支持者とか支持者でないとかそういうことは関係なく。不特定多数の大勢の県民の幸せのためと考えている。恐らく、今回の問題を潰すのは簡単だが、潰してしまうと、10年、20年経つと、正直、仙台医療圏内の労災病院や日赤のような規模の病院が一つ、二つと淘汰されて、いずれなくなってしまうと思う。そうなってから困ったなということになってはだめだということ。今回、新潟の労災病院が閉院することが発表になり、報道によると意思不足ということだが、何らかの理由があったのだと思う。あれぐらい大きな組織の病院であったとしても、他県ではなくなってしまう。そういうことが既に始まっている。労災病院のようなバックに大きな経営基盤がある病院であったとしてもなくなる。そういう時代に今から入っていくのだ。それが急激に始まっていくので、早め早めに察知して手立てを打っていくのが、為政者として正しい姿だと思っている。それが結果として多くの県民の幸せに繋がっていくということである。ただ私は宮城県知事であるので、反対する人たちの意見にもしっかり耳を傾けないとと思うので、強引だというご指摘を受けない努力をしていきたいと思う。

 

【補足資料:上越砂高タウン情報「新潟労災病院が令和7年度中に閉院 病院機能を6病院に移す」】

 

結び(平岡)

今いる人も幸せにしてください。ありがとうございました。

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