県議会議員の役割の一つは、「県民の意思」を的確に把握して県政に反映させることです。この4カ月間、様々な立場にある方々のお話を伺いました。初めての一般質問では、お預かりした県民の皆様の大切なお声をお届けします。
なお、2月23日(金)までに議会の様子をブログにてご報告いたします。
〇一般質問とは
議員が知事や執行部(各部長)に対して、県の施策について説明を求めること(30分間)
日時:2024年2月22日(木)13:00~
場所:宮城県議会庁舎(仙台市青葉区本町3丁目8番1号)
受付:12:30~傍聴受付開始(1階)
内容:
1.民意と地方自治について
2.病院移転候補地の周辺住民の声について
(1)東北労災病院の移転に対する周辺住民の声
(2)県立精神医療センターの移転に対する周辺住民の声
3.精神医療における自治について
4.住民自治の回復に向けて
(1)時宜にかなう情報発信
(2)住民対話集会の実施
〇県が主導する「仙台医療圏4病院再編構想」の経緯
2020年8月4日、村井嘉浩知事が「がんを総合的に診療できる機能を有する病院」の実現に向けた検討(3病院再編)を開始すると発表してから3年半が経過しました。
当初は、3病院を対象として検討が始まりましたが、2021年9月9日には、「政策医療の課題解決に向けた県立病院等の今後の方向性について」を公表(4 病院再編)し、県立精神医療センターも再編の対象に加わりました。
2021年12月、八木山地区の住民は反対の署名1万2874人分を県に提出しました。しかし、昨年12月22日には仙台赤十字病院(八木山)と宮城県立がんセンター(名取)の統合に関する基本合意が締結され、名取市への移転が決まりました。
現在、県は、来月までに、東北労災病院(台原)と県立精神医療センター(名取)の基本合意を進め、富谷市明石台への移転を計画しています。